1975年11月29日号 Melody Maker 写真特集
あとがない状況での活動だった1975年。
アルバム『A Night At The Opera 』発売前、バンドはマスコミ不信を封印したかのように、熱心にインタビューに応じている。世の注目とバンド側の思惑が合致し、1975年の音楽紙面でのクイーンの報じられ方は華やかだ。
こちらのMelody Maker11月29日号は11月23日のボーンマス公演の写真特集。ごく控えめなレポートは以下の通り。
クイーンをボーンマスで撮影 by Robert Ellis
●「バントと僕は....」
●フレディ・マーキュリーとクイーンの仲間たち。ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコンの3人は、現在行われているツアーで猛威を奮っている。格調高いニューアルバム"A Night At The Opera"、ヒットシングル"Bohemian Rhapsody"など、バンドにとって忘れられない1年になりつつある。"Bohemian Rhapsody"(今週のMMチャートで4位)のヒット、そしてツアーは完売している。
●このツアーは今週末にロンドンのハマースミス・オデオンでの4回公演でクライマックスを迎える。ハマースミスで追加された公演は、チケット発売後数時間で完売。ツアー全体があまりにも早く売り切れた為、多くのファンが肩を落とした。
●4枚のアルバムと過酷なツアーでクイーンは証明して見せたのだ。バンドの才能は成熟し続けている。1975年は、クイーンがロック・エリートの仲間入りを果たした年として記憶されるだろう。
画像提供:emmplan
なんて美しい写真記事。
こちらの撮影をされたRobert Ellis氏は、後年クイーンの写真集も出されています。
Robert Ellis『Queen: Performances』2018,ROCK LIBRARY
ボーンマス公演の3日後、クイーンはツアー先のホテルで"Bohemian Rhapsody"チャート1位の報を受け取る。