◾️ クイーン、宇宙へ出発！フレディ、フラッシュと出会う」

クイーンの"Crazy Little Thing Called Love"は、アメリカでグループで最も成功したシングルとして記録されているが、イギリスとヨーロッパではそれ以上のヒットを記録し、様々な賞を受賞している。クイーンは、ロンドンのハマースミス・オデオンでのパフォーマンス後にクレイジーハットパーティで2つの賞を受賞した。イギリスではゴールド、オランダではプラチナを受賞している。グループの関係者によると、社交界の重鎮であるジャームズ・シリングはプレゼンテーションを行い、ロイヤル・アスコット・レースの定番とされる「仮想の庭園」を頭に載せていた。フレディ・マーキュリーはお気に入りの黒いレザーバイクハットをかぶり、ロジャー・テイラーは頭蓋骨に埋め込まれたような効果を生み出す装置を身につけ、ブライアン・メイはマッドハッターのトップハットをかぶって現れた。ジョン・ディーコンは特別なものを身に着けていなかった。

その他のクイーンのニュースでは、グループは英国全土を巡回する20公演のツアーを終えた後、カンボジア救援のためのベネフィットショーに参加し、フレディは"Crazy Little Thing Called Love"を歌った。また、ウェストミンスター障害児協会のベネフィットコンサートで歌うように招待された。フレディは、自身のバレエの才能を認められ、ロイヤルバレエから"Bohemian Rhapsody"を団員と踊るように招待された。この曲は、英国レコード産業協会によって過去25年間で最高のレコードに選ばれている。

ショーの後、フレディは自らのパフォーマンスについて語り、「いつかやってみたかった。ロイヤルバレエに招待され、それがチャリティのためだったので、完璧な機会だった」と語った。

プロデューサーのディノ・デ・ローレンティスは、新しい『フラッシュ・ゴードン』の映画版のサウンドトラックを書き、演奏するようクイーンに依頼した。この映画は、マックス・フォン・シドーがメルシレス・ミングとして、サム・ジョーンズが新しいフラッシュ・ゴードンとして主演する予定で、製作費は4000万ドルで、1980年のクリスマスに公開される予定です。グループはこの巨大なタスクに取り組むための雰囲気を作るために、シェパートン・スタジオのセットを訪れました。ブライアン・メイは元天文学者であり、長年のSFファンであるため、目にした出来事に特に魅了されました。そして、クイーンは短い休暇を取った後、次のアルバムのレコーディングのためにミュンヘンのスタジオに戻り、夏のリリースを予定している。