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公演後の破壊と70年代の終焉。
多忙極める1979年しめくくりは伝説なCrazy Tourでっす。
ビッグになり、売り上げと人気に比例してショウの会場もずんどこ大きくなっていったクイーン。ここにきて、小さい箱でやりたい熱が高まり、無茶振りを発揮。書籍『果てしなき伝説』よりブライアンの発言を引用します。
上に貼った写真はパリ公演のものだけれど、客席との距離の近さと熱気。クレイジーツアーもきっとこういう距離感だったんだろうね。このツアー中ツアーマネージャーのゲリー・スティッケルスは多忙のあまり倒れる。ああ可哀想に。
ここで2つの引用を貼ります。
2つの視点から語られた、同じ場面。
上はフレディ の語った言葉を集めて編纂した、2019年改定新版の『A Life, In His Own Words』下はジャーナリストのデヴィッド・ウィッグが
執筆したMail Onlineの記事。
原文を見ると同じ記述が使われており、前後の書いてあるデヴィッド・ウィッグの記述から、時期が特定できる。おそらくだけれど、この鏡を破壊した公演は1979年11月26日、マンチェスター公演初日。
そして、その時に取られたと思われるインタビュー。
London 1979 - The Crazy Tour - Ultimate Queen
1979年頃は、彼らの社会的責任、重圧もどんどん増え、必然的に大人になることを強いられていったのではないかと推察する。フレディのドンストな生活、バンドの別行動も増え、インタビューや書籍からも気詰まりな空気が読み取れる。そういう時期のこのツアー。
クイーンに80年代がやってくる。
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