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執筆者の写真QUEEN NOTE

SNSで追う!QALジャパンツアー2024

最終更新:2024年2月15日 21:45



2023年8月1日、QALの4都市5公演のジャパンツアーが発表された。


2020年1月の公演から4年ぶり、2周目のラプソディーツアーである。


8月頭から先行抽選が行われ、フレディのサザビーズオークションの時期とも重なり、TLは大騒ぎであった。このポストでは一行の来日からジャパンツアーの動静を随時更新形式で辿っていく。


SNSおよび下線付きテキストはリンク埋め込みです。


 


 

2024年1月28日(月)

出典:ブライアンインスタ 2024-01-28 T21:18


拙訳:うーむ、僕の日本語はちょっとなまったかも、これはね「日本の友達、こんにちは!!」って、いってみようとしたんだ。だって、いよいよ待ちに待った日本ツアーが始まるんだ!最終チェック、荷造り、仕上げのフィットネスと指先のハードな演奏の準備、それは練習って呼ばれるものかもね!!そして、元気で準備できるよう祈ってる。もうすぐ僕らははあの大きな空の鳥に乗る。わーい!新しいツアーロゴ、気に入ってもらえたかな?!ブライ

ブライアンがインスタグラムに、ツアー行程表と共に日本語でのメッセージを発信。いよいよ始まりますね。機材系のクルー達もジャパンツアー初日の名古屋に向けて移動を始める。


 

   2024年1月31日(水)

出典:ブライアンインスタ 2024-01-30 T18:00


ブライアン、出発の報告。今から搭乗、JAL便、東京着など重要な情報を自ら告知してくれる親切っぷり。この知らせに、羽田空港に歓迎隊が集結!100名ほどいたかな?


そして...18時25分!



なんと、ロジャーとブライアン揃ってご到着されました。


ロジャーは集まったファンに一瞬びっくりした様子でしたが、にこやかに手を振り、投げキッスを飛ばし笑顔で去ってゆかれました。少し間をおいて出てきたブライアンはお一人お一人にサインされ、言葉や握手を交わし、しばしファンとの交流の時間をとってくださいました。


出典:ブライアンインスタ 2024-01-31 T18:05


拙訳:サイン、サイン、サイン 。でも、ここの素敵な皆さんはE-bayでサインビジネスなんてしない。この素晴らしいグループに大きな感謝を。日本のファンはいつも僕たちを本物のロックスターのようにしてくれる! 💖 ブライ 💥💥💥
背景には、考えなければならないことが常にたくさんある。ここはエネルギーをおかえしする良い機会だったけど、限られたチャンスの窓だった。常にそれができるわけじゃないし、誰かをがっかりさせてしまっているかもしれない。それにみんなの優しい贈り物にお礼を言いそびれることもある。人生は完璧ではない ー ただ最善を尽くして、わかってもらえるといいなって願うのみだよ。いつもありがとう。わお!日本に飽きらてなかった!! ブライ

この飛行機にはタイラー氏とスパイク氏ものっており(この出口は通っていないような?!)ニール氏は前乗りですでに到着。残すはアダムのみ!


 

   2024年2月1日(木)

ブライアン怒涛のインスタ更新!


ジェットラグのせいか?はたまた通常運行というべきか、深夜時間帯も活発に投稿を続けたブライアン。きちんとお休みできたかな?と心配になります。


朝はホテルのジムからのポストで「日本での冒険に向けて6週ワークアウトしていた」との告白が。胸が熱くなりますね。


そんなジムから始まったブライアン・メイさんの本日はというと...観光!




首都高からスカイツリーへ。

そしてそこから浅草に行かれたようです。


タワーといえば75年の東京タワーお忍び、浅草は79年に幼いジミーくんを連れて訪れています。思い出を辿るような足取りは、観光より深いものを感じます。お夕飯はどうやらロジャーご一行と一緒だったようで、野菜寿司を召し上がり、ホテルに戻られたようです。よい時間を過ごしてくれているようで、見ていてとても嬉しくなります。


ところで、アダムは???


 

   2024年2月2日(金)


お昼頃一行は名古屋に移動。


名古屋空港展望台デッキでkuromamacyanがチャーター機到着の様子を目撃されました。



飛行機から降りてきたのは、ブライアン、ロジャー、アダム♪どうやらアダムも前日までには羽田に到着されていたようです。


その後、一行はナゴヤドームでリハーサル。



昨年の北米以来のチーム再開、スパイクさんのインスタポストには『We are making special plans!』との記載が♪


ロジャーのインスタの更新もありました。バンドに火がついた!


 

   2024年2月3日(土)

バンテリンドーム名古屋リハーサル2日目!


ブライアンは本日もジムで汗を流してから会場に向かったようだ。


セットリストの最終調整をして楽曲に磨きをかける、爪の摩耗を心配されているけれど、確か前回のジャパンツアーでもネイリストさんに補強をしていただいていたね。まさに身をすり減らしショーに挑まれています。



TLのクイーンファンたちも支度を整えて、続々名古屋入りしていきます。


待ちに待ったショーはすぐそこ!


 

   2024年2月4日(日)

ジャパンツアー第1公演目名古屋!


本日もブライアンの1日はジムからスタート



インスタの投稿からも、バンドの緊張感が高まっていく様子がわかります。



おそらくこれ↑は名古屋開演前ですね(ポストは2/5早朝)3人からのメッセージが♪


肝心のショーは予定の10分遅れくらいで始まりました。


ショーの内容にはこちらでは触れませんが、現地からのポストを見る限り、かなり熱く、進化を感じさせる素晴らしいものであったようです。


NME JAPAN:クイーン+アダム・ランバート、来日公演初日のセットリストが明らかにhttps://nme-jp.com/news/138948/

udiscover music QAL来日公演初日レポ  (村岡 裕司さん寄稿)
https://www.udiscovermusic.jp/news/queen-plus-adam-lambert-live-report-2024-in-japan

本日、名古屋を熱く燃やしたみなさまお疲れ様でした!

そして、素敵なポストで楽しませてくださってありがとうございます。

次は、大阪だ!


 

   2024年2月5日(月)

興奮から一夜明け、大本営からは日中は何の発信もありませんでした。

日付が変わってからの更新でブライアンは名古屋城を訪れていたとポストされました。


城郭を散策しながら一句詠んじゃうブライアン。趣ありすぎです。




I was just a boy

 First visiting this castle

  Now just an old man.


いち青年

 かつて上城し

  いま老年  ぶり


・・・かってに邦訳してみました。


名古屋城へは前回の来日時でも訪れています。

前回はファンと賑やかにお散歩された様子がTwitterで話題になりましたが、今回は居合わせたファンは距離感保ちつつ見守っている様子が印象的でした。


そして、講演後長く(といっても1日)、ポストできなかった理由をブライアンはインスタグラムで吐露されました。



大きな会場で、観客の手応えを肌で感じきれずにいたのでしょうか。 すばらしい公演だったのは間違いないのですが、熱くなればなるほど舞台の上の孤独は強烈なのでしょうね...。


バンドのみなさん、クルーの皆さん、それぞれのタイミングでお休みできていますように。


 

   2024年2月6日(火)


サポートキーボーディストであるスパイクさんが、リハーサルでのセットリストの組み立ての様子の写真をあげてくださいました。


セクションごとに切り貼りし調整していく、ボウイも歌詞を作る際によくやった手法だと。切り貼りされたセトリの中に"Under Pressure"もあって、なんだか嬉しい。


ツアーが走り出しても常により良い形を求めて、ショーは更新されていくのですね。


どうやら一行は大阪への移動を済ませ、本日は思い思いの場所を観光されていたようです。


当人達のインスタグラムからわかったのは、タイガーリリーさん(ロジャーも?)とアダムは金閣寺を訪れ、ブライアンは道頓堀周辺を散策。スパイクさん、ニールさん、タイラーさんは銀閣寺からの刀剣ショップを巡ったようです。



おいしそうなヴィーガンラーメンにご満悦のブライアン。


推し達が同じ時間を日本でオフしてるなんて、Is this the real life?


そして明日は大阪公演、Is this just fantasy?


 

   2024年2月7日(水)

大阪公演日!

朝からファン達が続々と大阪に移動しています。


開演直前くらいに、ブライアンが怒涛のインスタ更新。

朝はルーチンになっているジム、そこからの会場入り、リハーサルだったようです。



前回の名古屋公演で、ステージと客席の物理的距離感に戸惑ったと書いていたブライアン。


はて、これは何か聞いたことのある話だなと思い巡らしてみたところ、1979年のCrazy Tourがまさにその距離感を埋めたいがために、わざわざ小さい箱を指名して行ったツアーだったというブライアンのインタビューを思い出しました。


常に観客との双方向性を意識してくださっていることに感激します。


ドーム規模のライブはステージを高く設置する都合もあり、奈落を広く取らなければならないのは致し方ないこと。演者は客との距離を縮めようとし、消防局は観客の安全を第一にストップをかける。その攻防がとてもありがたいです。


今日は安全管理上、ブライアン砲も飛ばせず残念でしたが、そのことからフレディが演出のために避難誘導灯を消して欲しいと迫った、遠い70年代に思いを馳せることができました。思い通りになることばかりじゃない。


生きたショーが紡がれていく様はいつだって感動的です。



語りが多くなり申し訳ありません。

大阪参戦の皆様、素晴らしいショーに興奮冷めやらずですね。

SNSを通じて、素晴らしい写真やレビューを見せていただきありがとうございます。


 

  2024年2月8日(木)

大阪公演から一夜明け、一行は札幌へ移動



拙訳:未来って何だろう? どこまで見通せるんだろう? 友よ、そう先ではない。じゃあね(so long)、大阪 ー 昨夜の愛をありがとう。SAYONARAが「またね」(Au Revoir)で、「さようなら」ではないと願っている。 ブライ

再訪する先々でこういった思いが去来するのでしょうか。ひとつひとつの公演や、その先での出会いを大切にしてくださっていることに心打たれます。


そうして舞台は札幌へ!



ポストされた日は2月9日でしたが、どうやら2月8日の夜間に、アダムとロジャーはさっぽろ雪まつり『クイーン + アダム・ランバート 来日記念特別雪像』を見にいったようです。


いよいよツアーも折り返し、長旅のお疲れ溜まっていないかな?


 

  2024年2月9日(金)

本日はどうやらオフのようです。


ブライアンはストイックに朝のワークアウトを続け、その後、やきそばランチを食す。



このポストを見た、Qファンからは『か”わ”い”い”ー』の大合唱。


なぜそれを大阪で食べず札幌で食べるのかーっというね。


"unassuming cafe"(気取らないカフェ)と表記していますが、ブライアン、そこはせんべろ酒場です😂(いいぞもっとやれ)


こうしてみると、ブライアンとロジャーは別行動が多く、タイガーリリーさんのポストからちらり垣間見れるロジャーと、自らインスタ連投をするブライアンは、随分と趣の違う時間を過ごされているようです。


明日は2人が強く望んで実現する札幌公演!


ゲストにGLAYさんをお迎えする豪華仕様♪


わくわくがとまりません!


 

  2024年2月10日(土)

札幌公演日!


本日は、日本の大御所バンドGLAYさんが、オープニングを務めてくださるスペシャル仕様!



GLAYさんたちは公演5日前からリハーサルを重ね、最大級の敬意を払ってこの日に臨んでくださいます。



途方もなく大きな札幌ドーム。最大収容人数53,820人。悪条件が重なり、残念ながらクイーンだけの動員で売り切ることが難しかった事実があります。


そんななか、GLAYさんがオープニングを務めてくださることが決まりました。


日本のライブコンサートの慣例でオープニングアクトがつくことは稀であり、ファンの間で不安が広がりました。そういった経緯で迎えた札幌公演です。


残念ながら私はその場に立ち会うことは叶いませんでしたが、GLAYさんは、かつてクイーンがLive Aidで見せたように、アウェイの観客の前で、ヒット曲連発のセトリを組み、謙虚に、しかしながら完璧な仕事をして、去ってゆかれたそうです。最高にスマート。こうして、国を跨いでバンドが手を取り合う瞬間を誰が想像できたでしょうか。GLAYさん本当にありがとうございます



公演前の”Somehow I feel tonight is going to be better.”(今夜はいい予感がする)というブライアンのポスト。客席は爆盛り上がりだったようです。完璧主義者ゆえに苦悩する彼らにとっても、きっと今夜は素晴らしい夜になったことでしょう。


QAL 42年ぶりの札幌公演、SPゲスト・GLAYとステージ裏で初対面
https://hochi.news/articles/20240211-OHT1T51094.html?page=1

42年ぶりの札幌公演。QAL札幌ドーム公演スペシャル・ゲストでGLAYが出演
https://www.udiscovermusic.jp/news/queen-adam-lambert-to-perform-at-sapporo-with-glay


ツアーも東京2公演を残すのみとなりました。ギターは泣きますか。


 

  2024年2月11日(日・祝)

昨晩の興奮が冷めやらぬままのTL。


夜には深々と雪が降り、それでも札幌の街はいつものように動き出す。



拙訳:札幌の雪。そしてまた、たくさんの雪!これだけの雪が一晩に降ったら、ロンドンは機能停止してしまうだろうけど、 でもここじゃ誰も動じない。美しいさわやかな朝、東京に戻る準備をしている。札幌の皆さんに、特大のありがとう ー 歓迎してくれたみんな、わかるよね!!42年の待ち時間の後、北海道を再び見ることができて嬉しかった。さあ次へ!行きましょう!あと2つのビックショーへ!! ブライ

一行は昼頃、北海道から東京に移動されました。


旅はいよいよ最終盤へ。


 

  2024年2月12日(月・振)

建国記念の日の振替休日。カレンダーでは赤の日が2つ並んだ3連休。

今日はお昼ごろ、ブライアンのインスタにかわいい魚が泳ぎました。


11日午後でしょうか?4年前にも訪れた、チームラボを再訪されたようです。



そして本日は、富士山嶺をご息女ルイーザさんと訪れた。睦まじく過ごすブライアンの表情はロックスターのそれではなく、優しいパパそのもの。


今回のジャパンツアーでは、初日からタイガーリリーさんがロジャーに帯同し、終盤には姉妹が東京に集っている様子もアップされていました。


ブライアンとロジャーが忙しく世界を飛び回っていた70,80年代は、ご家族にとっても子どもと過ごす大事な時間だったはずです。世界を熱狂させてきた父親達と、待ちぼうけの家族。家族が寂しい思いをしなかったはずはありません。


時を経て、すっかり頼もしく育った子ども達をツアーに連れてきたわけを考えてしまいます。見せたかった景色を分かち合えたでしょうか。


昼頃、東京ドームへ大型トラックが次々に到着。4都市5公演のツアーの終着点についた。


幕が上がる。


 

  2024年2月13日(火)

東京公演1日目!

一行は14時ごろ会場に入られたようだ。



”legendary Tokyo Dome” ブライアンはこう評してくれています。

意外なことに、Q+ALとして、ここでの公演ははじめて。


本日は私、今ツアー初参戦をいたしました。3塁側バルコニー席だったのですが、音質は非常にクリアで、レスぺのうなり、ロジャーのバス、アダムのロングトーン全てが鮮明にまっすぐ飛び込んできました。個人の感想は割愛しますが、まさに"A Kind of Magic"でした。




拙訳:そうだね、とりあえず、後悔や悔しさはない。 あれは僕にとって素晴らしいショーだった。 親愛なる東京の皆さん、本当に感動的な歓迎ありがとう。その歓迎が自分でも知り得ない内なる物を引き出してくれた!!! いつだってベストは尽くすけど、特別な何かが起こった場合、どうだと思う?偽れるわけがない。完璧とはいわない。 ロックンロールに完璧はないから。でも僕は今夜を誇りに思う側にいる。 僕らが動くごとにみんなから聞こえてくるすごい雄叫びが、僕らを素晴らしい瞬間へと駆り立ててくれた。 とても綺麗に情熱的に歌ってくれて、すごく感動した。 あと僕の『てるてる坊主』の小さな戯れに拍手で応えてくれた  ー  1975年以降、あれをやったことはなかったと思う。暖かさに飛んでいけそうな気さえした。 こんなに良いことはない。 さて、明日の夜は、なにが飛び出すかな。 興奮している! ブライX

ブライアンにとってもよい公演だったようで、観客として本当に嬉しいです。


クイーン「戻って来られて幸せ」、初の東京D公演に4万5000人熱狂
https://hochi.news/articles/20240213-OHT1T51242.html?page=1

QAL初となる東京ドーム公演初日レポ:“継承”から“終わらない前進”へ
https://www.udiscovermusic.jp/columns/queen-adam-lambert-to-perform-at-tokyo-first-night-in-2024

明日は今ツアー初の2晩連続公演。

いよいよジャパンツアーフィナーレを迎えます。


 

  2024年2月14日(水)

東京ドーム2日目、ツアーファイナル。


本日も一行は14時頃会場入りし、15時45くらいからサウンドチェックの爆音がドーム周辺に轟いた。


注釈付き(機材見切れ)当日券を求める列が長く連なり、東京ドームは超満員となった。



私は本日花道脇からみていましたが、歓声がものすごいうねりとなってドーム全体に轟いていました。ドームのライブは初めてではありませんが、ただただ度肝を抜かれる熱狂ぶり。


ステージの上の彼らはひたすらに輝かしく、アダムはもう勇者にしか見えなかった。舞台の上でロジャーとアダムが何度も交わすアイコンタクトが尊くて、夢より素晴らしい現実が信じられなかった。


クイーンは過去のバンドではなかった。巨大な過去を内包しながら、更に大きく、自在に今を謳歌していた。


“No Group can afford to get in a rut; they must be ready to change with or even ahead of the times if they are to remain successful.”
ー Queen 1980 Concert Tour Program

「マンネリに陥るわけにはいかない。成功し続けるためには時代に合わせるか、そうでなければ時代を先取りして変化をしていかなければならない。」

これは80年代初頭のフレディの言葉だ。この精神こそがクイーンなのだろう。



 

  2024年2月15日(木)



全ての公演が終わりました。

興奮冷めやらぬままに目を覚ますと、ブライアンの旅立ちの投稿が飛び込みました。朝焼けの中、空港へと向かい、かれらはもう今ごろ機上の人です。


夢のようなジャパンツアー。最高の時間を私たちに届けてくれたチームQUEEN + ADAM LAMBERTの皆様、本当にありがとうございます。


『SAYONARA』がAu Revoir(またね)で、Goodbye(さようなら)ではないと信じて...。


 

付録:QAL2024御幸リスト

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